「イライラ」が症状とされる様々な病気

「イライラする」という現象は、脳の中の扁桃体という部分がアドレナリンを分泌させ、それが身体にストレス反応を生じさせることによって生まれます。そのおかげで集中力や活気が向上するというメリットがありますが、しかし、過剰なストレスは身体にとって毒になり得ます。特に「理由なくイライラする」のは更年期障害をはじめ、バセドウ病、自律神経失調症など、ホルモンバランスや自律神経の狂いによって引き起こされる病気が原因であることが考えられます。また、アルコールや煙草が代表的ですが、特定の物質に肉体あるいは精神が依存していまい、その物質の欠乏状態を知らせる手段として「イライラ」が感じられる場合もあります。その場合は物質依存症という心の障害である可能性もあります。

理由なき「イライラ」の対処法

「イライラ」が慢性的に続く場合は、心療内科への通院を考えるのが賢明です。お医者さんであれば、こちらが訴える症状に応じて検査をし、的確に原因や治療法を提案してくれるはずです。ホルモンバランスや自律神経の活動を整えるには薬物による治療が一般に効果的ですし、物質依存症などの心の障害が疑われる場合は、認知行動療法といった臨床心理学の立場を利用した治療があります。どちらも効果的でありながら自分の力では行いにくいものであり、やはりまずは病院に行くことが大事です。
「イライラ」を感じるのはあなたの心が弱いからではありません。なかなか理由が見当たらなくとも、然るべき理由があってあなたは「イライラ」しているのです。プロであるお医者さんならきっと、その「イライラ」を解決してくれます。